財布を丸ごと盗まれました。

いきなりなのですが・・・

盗まれました！！

国際キャッシュカード１枚

デビットカード１枚

カメラ

財布

国際学生証


状況について報告します。

ここはスペイン、バルセロナ。

昨日の夜、ロッカーにこれらを入れ鍵を閉めて眠りました。



そして、今朝。

ＹUIに起こされました。

YUI：「ロッカーの鍵開けてないよね？」

状況がつかめません。


ん？閉め忘れたっけか？


ロッカー見ました。

半開きです。

？？？


ここでようやく。

盗まれたな。

と気がつきました。


宿の人に言います。

「盗まれたんですけど。」

宿の人も「？？？」


ここの宿にはちゃんと隠しカメラがついています。

見せてもらうことに。

なにやら怪しい二人組み。

うろちょろうろちょろ。

そして今朝の１０：３０分ごろ。


こじ開けました。


万全の体勢でカメラは犯行を見守っていました。


あけるのに２０秒もかかりません。


僕たちが宿に着いたとき、宿の人はこう言いました。

「カメラもいたるところについているから安心。」

もちろんその通りです。

「ロッカーも自由に使えるからね。」

うん、使わせてもらいました。


その結果がこれです。

これまでもロッカーがあれば

大事なものはそこに入れていました。

持ち歩くよりも安心だと踏んだからです。

でも、だめでした。

今回はやられました。

僕たちが気が付いたのが１１：００ごろ。

なぜだ。


ここはスペイン。

治安が悪いと聞いて、いっそう気を引き締めていたさなか。

想わぬところからの来客者。


犯人はこの宿に泊まっていたお客さんでした。

フランス人を名乗る男たち。


それだったら身元も判明するんじゃない？


それが、フェイクだったのです。


パスポートナンバーも。

その他もろもろも。


プロの仕業です。

今回は僕の番だったわけです。

運が悪い。


ここまで、たいしたハプニングもな・・・あったか。

でも、ここまでのものは初めてです。


宿の人たちは本当にいい人たちです。

一生懸命動いてくれて、

何とかしようとしてくれてます。

宿も清潔で本当にいいところです。

でも、旅人として情報は公開しないといけないと想っています。

ここはスペイン。

バルセロナ。

ALTERNATIVE CREATIVE YOUTH HOSTEL。

でも、お間違えのないように。

この宿が悪いのではありません。

プロの仕業だったのです。

人が少ない時間を見計らって犯行に及んだんです。

すばやく、落ち着いて。


防犯カメラを見ていて腹が立ちました。

母からもらった財布が。

友達からもらった相棒ダイチャンが。

カメラが。

もっていかれました。


宿の人たちも同じように心を痛めてくれていました。

本当にいい人たちです。

僕がこうしてブログを書いていられるのも

その人たちが親身になって対応してくれたおかげです。

その気持ちがうれしかったのです。

本当に一生懸命だったのです。

ありがとう。


彼らは犯行後、

何も無かったようにチェックアウトしていきました。

悔しいです。